生活相談・生活支援事業
生活相談を通して、その人のコンシェルジュとして機能し、生活の中の不の解消(相談者がいないことの不安・ちょっとした生活の不便・セキュリティや生活構造などの不備)を目指します。これまで培ったIT技術や医療業界などのネットワーク、介護保険制度の枠にとらわれず豊かな暮らしづくりのための生活支援サービスである「フクロウらいふ」のサービスラインナップを通じて、介護保険外であっても、専門性の高い生活ニーズであってもお困りごとに応じていきます。
「日常生活を豊かにする」、その為に必要な情報とアイデアで、頭と心をいっぱいにして、相談者の「生活相談コンシェルジュ」として究極のパーソナルサービスにつなげることがわたしたちのミッションです。
豊かな暮らしづくりのための生活支援サービス『フクロウらいふ』
福祉IT化研究事業
高齢化率の上昇、労働人口の減少。福祉業界の人材不足は、今後ますます深刻度を増すでしょう。ですから、ITによる仕事の自動化や無人化によって、時間的余裕を創り出し、労働力を必要なところに集中させるしくみの構築は絶対課題といえるでしょう。そしてそのしくみは、誰もが気軽に利用できるしくみであることが、今後重要になってくると考えてます。
そこでわたしたちは、会話をする知能ロボットや介護ロボットなど大それたものでなくてもいい、「ちょっとしたIT技術」を使ってそのしくみの構築を目指しています。「ちょっとしたIT技術」は、自律的に問題解決をするわけではありません。その技術が効果を発揮するには、人や地域と協働させる必要があります。逆に言えば、この協働が必要だからこそ、「ちょっとしたIT技術」は人と人をつなぐ副産物が期待できる技術なのだと考えます。
わたしたちの福祉IT化研究事業では、この協働の機能も含めたしくみの開発をミッションとしています。
人感センサー見守りシステム『MOSHIMO(もしも)ボックス』
写真とタブレットを使用した見守りのしくみ
緩和ケア研究事業
「緩和ケア」は死に行く人、治療の方針が尽きた患者へのケアであると誤解をして、ネガティブなイメージ抱いている人は少なくはないでしょう。緩和ケアは、人が、その人らしく生きる為、生活する為のケアです。病気であっても、その人の人生が素晴らしいものであり続けるために必要なケアなのです。
この事実を多く人々に伝えて、すべての人がその治療の最初の段階から、適切な緩和的処置を受ける文化の創生に寄与する事、また、病によってもたらされる全人苦痛(身体的苦痛、精神的苦痛、社会的苦痛、スピリチュアルペイン)を緩和する取り組みを充足させていくことが、緩和ケア研究事業で達成するわたしたちのミッションです。
凪らいふパートナーズでは、緩和ケア研究事業として、以下のトピックスに取組んでいます。
緩和ケア啓発活動として、セミナー・勉強会の企画・開催
市民が取組める緩和ケアメソッドとして、「ピクチャーライフレビュー」開発
地域ネットワーク化支援事業
福祉の問題は、地域の力が「防止」「改善」「解決」のヒントとなるものが多くあります。わたしたちは、「問題の芽に気づき、自らの関心事として地域の人に働きかけ、取組むきっかけとその場所を作る。」、このサイクルを通して地域ネットワークの力を支援していきます。また、わたしたちが持つITや医療の専門技術やネットワークを媒介して、地域資源同士がつなげる取り組みを行います。
「人とやりがい」、「人と地域」、「資源と資源」を結ぶシナプスとなる、それが地域ネットワーク化支援事業のミッションです。
市民活動「郷づくり濱なかま」 運営支援
在宅ホスピス療養のためのボランティアコーディネート支援