スマートフォンの普及の勢いに
ついていけないユーザたち
スマートフォンの普及によって、
生活様式は大きく変わってきています。
しかし、
市場の普及促進の勢いに見合うほど、
ユーザのITリテラシや生活変化に対する意識度合は
成長できていません。
このことは、
スマートフォン教室などで生徒さんと話していても
顕著な問題として感じます。
「スマートフォンは持っているが、メール以外は使えない」
→(利便性を享受できていない)
「インターネットを使ったサービスは危なそうで使えない」
→(機会の喪失や社会変化への対応力に不安)
「情報を効率的に得たり、利用したりすることが出来ない」
→(情報弱者による不利の発生)
「友達に教えてもらったとおり、なんとなく使っている」
→(セキュリティ意識の乏しさによる事故発生リスク)
「スマートフォンを使えば解決できそうなことも、
スマートフォンがない・理解できないなどの理由から
実践できない状況が生まれている」
→(課題解決可能性の低減)
スマートフォンは非常に便利なツールです。
しかし、
正しい情報を身につけなければ、
課題解決に役立つどころか、
反対に問題を発生させるリスクも持っています。
現状発生している問題点は、
高齢者では顕著に見られる内容ですが、
一部は子どもたちにとっても重要な問題だと言えます。
言いかえれば、
スマートフォンの正しい情報を子どもたちに正確に伝えられない、
保護者世代の問題とも言えます。
スマートフォンの問題は重複した世代に共通して現れており、
いずれはそれぞれの生活状況の中に、
生活不便やアクシデントのような形で
課題として顕在化するリスクを大いにはらんでいます。
スマートフォンを「活用」するための講座
スマートフォンはパソコンなどと異なり、
敢えて専門家や教室に行って習うというイメージは
どちらかというと薄いです。
無料のアプリが使えたり、
電話などの生活の身近な動作に直結する機能が
メインの利用機能であったりと、
気軽さが理由かもしれません。
しかし、これが
スマートフォンについての正しい情報が得られない
最大の原因となっています。
そこで、
スマートフォンの正しい情報を伝えるために、
スマートフォンの講座を企画してきました。
そこでテーマになるのが
何を目的にする講座なのか。
それは、「活用」を目的とした講座であることとしました。
これまで利用できていなかったさまざまな機能や
スマートフォンの活用の仕方の情報を得て、
自分自身の生活課題の解決につなげていっていただく。
と同時に、
講座の中でセキュリティなどを含めた
「正しい情報」を伝え、ITリテラシの向上につなげていく。
そんな目的をもった講座を
新横浜で開催していくことになりました。
au ☓ セカンドリーグ神奈川
☓凪らいふパートナーズ
講座の共催は
auショップ新横浜 様
ご存知の通り、3代キャリアのひとつ。
3人の太郎(桃太郎、浦島太郎、金太郎)のCMで
おなじみですね。
au様では、
多くのシニア層の方にスマートフォンをご契約いただいているが
お客様が、スマートフォンの利便性を享受して
長くご満足して使っていただくベースとして
しっかりとした情報提供や質問環境のしくみが必要と考えられていました。
この度、そのねらいが一致して
スマートフォン講座を共催いただくことになりました。
セカンドリーグ神奈川様では、
地域課題を解決する起業家を支援していらっしゃいます。
この度は、
スマートフォンを活用できる人材、地域が増えることで
多くの福祉課題などを解決できるのでは?という
凪らいふパートナーズの趣旨に賛同いただき
ご支援いただくことになりました。
スマートフォン活用講座は
ただ、メールや電話だけのスマートフォンの使い方から
スマートフォンを、
自分の生活課題を解決したり
生活状況を改善したりする
「ツール」として使えるシニア層のITリテラシの成長を
促していくプログラムを企画中です。
さまざまな切り口のテーマで
何度も受けたくなるような
バリエーションに富んだ講座を
提供していく予定です。