ネットワークをつなげる瞬間

2015年から、

地域づくり活動をしている市民団体

「郷づくり濱なかま」

の運営支援をしています。

1年目は細々した活動でしたが、

この2年の活動でつながってきたネットワークが

初めて大きく活かせる機会がありました。

地域ケアプラザさんとの共催事業で

「アロマタッチセラピー講座」を開催したのです。

子育て世代との交流を

地域ケアプラザと言うと、

「高齢者」のための施設という印象があります。

が、実はそれだけではなく、

地域の福祉・保健活動」の支援も事業の大きな柱となっていて

ボランティア活動やその団体を支援していたりします。

しかし、そうはいってもその活動に参加するのは

やっぱり高齢者の方が多いそう。

地域の福祉や保健活動は、

いろいろの世代が交わりあいながら

相互協力の下で行っていけた方がよいのでしょうし・・・

ということで、

これまで凪らいふパートナーズや濱なかまで培ってきた

いろんな「子育て世代」ネットワークをつなげてみようじゃないか!

といった結果、

実に3分の1が子育て世代で参加いただくことが出来ました!

子育て世代と言っても

実質小学生の保護者で、

未就学時の保護者に限定するとまだまだ少なくて。

やはり、

ケアプラザと子育て支援拠点では

利用層が分断されているのだなぁ・・・

と痛感した思いです。

だからこそ、

この分断層を統合できるような

そんな講座などの機会を

濱なかまや凪らいふパートナーズで

作っていくことの意義を大きく感じました。

タッチセラピーを通して見るものは、それぞれ。

タッチセラピー講座を受講しようと思ったきっかけは

みんなそれぞれ。

自分の近くに、癒したい相手がいるのかもしれませんし

癒したい相手は自分自身の方もいます。

また、癒したい相手は

子どもかもしれません。

介護者かもしれません

ただ、アロマが好きだという理由かもしれませんし

ケアプラザで講座をやっているからという

講座テーマに参加の理由がない人もいるかもしれません。

しかし、

この講座から得ること以外に、

講座の時間から得ることもあります。

隣に座った方と知り合いになった

いつもはあまり話した事がない方と話が出来た

人の距離が少し縮まったのは

タッチセラピーという距離感を縮める講座だったからかもしれません。

いろんなところで

たくさん笑顔や話し声が聞こえました

知り合いかな?と思っていた方が

「初めて会ったのよ~」

とおっしゃる顔を見て

触れることというのは、

すごいチカラを持っているのだな・・・

と、タッチセラピーのチカラも実感できたように思います

反省点・・・

さてさて、大きな反省点が一つ。

せっかく子育て世代を呼び込む広報を行ったのですが

ケアプラザでの開催において

心配りが不足していた点がありました。

ケアプラザという

子育て世代があまり来ない施設での開催であるわけですから

当然、

職員の方をはじめ

いつもご利用になっておられる方もまた

「子育て世代が参加する」

ということはとてもめずらしいこと。

ここに、

濱なかまとして

凪らいふパートナーズとして

誰に対して何を配慮すべきか

が、

落ちてしまっていました。

子育て世代の方が

気兼ねなく参加できる事

それを共催する団体へ

どうたちまわっていただくか

配慮すべきでした・・・

猛反省です・・・